障害者地域生活支援事業

(1)各種奉仕員派遣事業
主に聴覚に障害がある方の日常生活や社会生活の場面での意思疎通(例:役場での手続きのときの担当者とのやり取りや、病院での医師とのやり取り、イベントや催し事のときに壇上で話していることを本人が伝えたり など)を支援するために、町内在住の障害のある方からの依頼を受けて、必要な時間・場所に、必要な技術を持った奉仕員に行っていただけるよう調整しています。

・手話奉仕員(音声⇔手話)
・手話通訳者(〃)
・要約筆記奉仕員(音声⇔文字)

(2)各種奉仕員養成事業
(1)の活動を実施していくために、各種奉仕員の養成研修を実施しています。それぞれ専門の機関にお願いしてカリキュラムを組んで、講師も専門の方に来てもらっています。

・手話奉仕員養成講座(H27、H25)
・要約筆記奉仕員養成講座(H26
・音訳奉仕員養成講座(H26)

また、海陽町にはそれぞれのボランティアサークルがあり、連携を取りながら事業を実施しています。(ボランティア団体のページ参照)

(3)コミュニケーション支援事業
聴覚に不安のある方や、障害がある方が必要な情報を得られるように、以下の事業に取り組んでいます。

・補聴器装用相談
 :専門の医師と、補聴器取り扱い業者の方により、聴力検査・医師による所見・補聴器を使用する効果があるかどうかの測定・装用訓練を行っています。また、現在補聴器を使用中の方の相談も受け付けています。
・広報、議会だより等の音訳化による広報の支援
 :音訳グループれいんぼうの皆さんと連携して、広報・議会だより・ゴミカレンダーなどを声で読み上げたものを録音し、CDやカセットテープにして希望される方に配布しています。
・点訳本の作成支援
 :点訳グループウイングの皆さんと連携して、町内の図書館に点字化した本を届けたり、県の点字図書館からの依頼を受けて、図書の点訳化を行う活動を支援しています。

実際に利用したい、参加してみたいと思われた方は海陽町社協までお問い合わせください。